睡蓮の種子
今年も例年のごとくでして(苦笑
炸裂して回収不能になったものもあったりで得られた種子は少数となりました。
そんな中で得られた種子はというと、
オーバージョイド
結実する品種だったんですね~
但し不安にさせるのが
なんか発芽してたっぽい....
発芽には期待が出来ないかも。
花粉はその時にあるものを適当に突っ込んでるので何との交配かは分かりません。
タンザナイトかビミニ・ツイストかリン・エレンあたりだったと思うんだけど...
ヒラリー
ムカゴ種であるヒラリーの種子。
ムカゴ種ってほぼ交配できない種類のようでまず結実しないのでこれは貴重。
写真で分かるように殆どが未熟で完熟の種子はごく僅かしかありません。
その種子についてもサイズが小さく、発芽率は未知数です。
リン・エレン
意外といい感じの種子が得られたのがこのリン・エレン。
サイズ的にもまずまずで発芽にも期待が持てます。
ビミニ・ツイスト
そして今回驚かされたのがこれ。
恐ろしい数の種子で、しかも粒も大きい。おそらくほぼ発芽するものと思われます(^_^;
因みに白いのがちょこんと出てる種子はたぶん発芽したてだったものなのでこれはダメでしょうね。
ビミニ・ツイストは自家受粉(セルフクロス)する確率が非常に高く、この種子もセルフの可能性があります。
一応他の花粉を突っ込んだんですが望み薄かな...
こういう性質って交配が進んだ園芸種ではあまり無い気がしますが、他にはドクター・G・カッシーナくらいしか思いつきません。
そういう性質のものは結実も非常に分かりやすい
うまく結実し果実化したものはこのようにぷっくりするわけですが普通はこんなにあからさまじゃあない。
結実しても成功したのかよく分からないものも多いですね。
ビミニ・ツイストは今日取り込んでて気づいたけどまだ起きてた(^_^;
用土も固かったし、休眠しにくいってのもあるのかな?
熱帯種の種子は温帯種と比べるとだいぶ小さいものなのですがサイズ比較してみました
①アオイ科の方々
左:タイタンビカス、右:アブチロン
アオイ科のものは種子が大きめなのでこんなに違います
②水草とアサガオ
左上:アマニア sp.海南島、左下:スラウェシの朝焼け、右上:大輪アサガオ
小学生が育てる植物の代表格でもあるアサガオは流石の大きさ。
逆に左の水草の種子は極小で微風でも吹き飛ぶレベル。どちらもアルアナの夕焼けなどと同サイズで種子のサイズとしては植物の中でも最小といってもいいかも。
この辺と比べると随分と大きく見えるものですがやはり小さい種子でしょうね。
今回の種子のサイズ比較だと
ビミニ・ツイスト、リン・エレン>オーバージョイド>ヒラリー
といった感じでした。