生態が独特なので栽培についても初めは戸惑いますが、コツを掴めばこれほど楽な植物もないですね
なにせ時々水遣るくらいしかすることがないww
小型種に絞れば場所を取らないのでコレクション向きかも
夏場は成長が分かりにくいチランジアも旺盛な成長を見せる季節
特に根っこの成長がよく見てとれます
色んな種類が発根してます
見てみたら隣のチラにくっついてたりして。。。
なぜ近くで根付かずに遠くに根を伸ばすのかが理解できませんw
発根したばかりの根っこは緑がかり時間が経つと茶色になります
こちらのジュンセア、色々気が早い。。。
これから開花なのに葉先が枯れこんできてるし、子株も出してる
マレモンティーって年中咲いてる感じ
下の写真の花芽がそのうち上のような紫の花を咲かせます
芳香種でとても良い匂いなのですが仄かなものなので屋外だと近づかないと匂いません
ディアフォランテマ亜属のチランジアは超小型で場所取らないですが数が無いとやはり地味かな
セルフで結実しやすいですね(というか、100%?)
シードポットからもう発芽してる(↑の緑色のものが発芽した個体たち)
その他ディアフォランテマもたくさん増えて欲しいなぁ
興味のない人には理解し難いですがこんな可愛いサイズでも値段は可愛くありません(笑
↑の特に希少な2種、見た目にもあまりに寂しいしどんどん増えて頂きたい
このヒューストン、うちのチラたちの中では大きい部類になりますが、かっこいいから許す!
どちらかというと花を見たくて入手したんだけど
イオナンタとかに比べると遥かに大きいけど、分類的には小型チラになるんだろうな
海外で小型と表記されてる種のサイズ、ちょっとざっくりしすぎだと思う
うちで育ててるチラの中でも特に希少種のモンストローセ
ダイソーでお馴染みのイオナンタの変種ですが
成長点がぐちゃぐちゃしてる”獅子化”と呼ばれる変異の起きた種
大抵の獅子化個体は気持ち悪く感じて生理的に受け付けないんですが、これは可愛い
ただこれってどうやって株分けるんだろ?
食害されてるのはなぜか熱帯スイレンのみで温帯スイレンは被害無しというのが興味深い
熱帯スイレンの葉っぱの方が薄いから人気があるのかと思ってます
熱帯種でも夜咲きやアネクフィアにはミズメイガ皆無で、居るのは昼咲きのブラキセラス属のみのよう
恐るべき食欲を見せるミズメイガは放置すると全てを食い尽くすので早めの対処が必要
怪しい葉っぱは全て除去するくらいの方が良いかもしれません
今日、居そうな葉っぱを片っ端からカットしました
もしかしたら葉っぱが1枚も無い株もあるかもしれませんが、体力のある株なら枯れることは無いだろうと思っています
ただ輸入直後にやられてしまうと非常に危険なので注意が必要です(去年枯れました)
ペリーズ・ベイビー・レッド
サイズ的に姫スイレン扱いですよね
可愛らしい花です
ブア・ラピー
今季導入して当たりだなと感じる品種
とても花上がりが良いです
奥の花も窄み咲きですがブア・ラピーで、2輪咲き
温帯種が種子を弾かせてました
この弾け方は非常にお行儀が良いです
普通は水面全体に飛び散りますw
温帯種は今日で20花を切るほどしか咲いてませんでした
根詰まりや肥料切れなんかもあるだろうけどこのままいきます
アンタレス
朝5時だと暗くて撮れません(^_^;
5輪目の開花です。たぶん開花数は少ないでしょうね
夜咲きスイレンは45cm鉢だとかなり厳しい感じ。容器直径は60cm以上推奨、理想は80cm以上欲しいかな
頑張って小さくなろうとしてくれてると思うんだけど、あまり融通利きません
本当はもっと花上がりが良い品種です
ヤスヒロ
赤いシベが特徴的
ギガンティア
ヤスヒロの親になった青Gも咲いてました
ではミズメイガに人気の昼咲き種(笑
フィン・オ・ヘイガン
ピンク・フラミンゴ
綺麗です
この花形特徴的ですよね。これで黄色とか他の色作れたら素晴らしいんですが
ジェニファー・プレスネル
一応開花
イスラモラダ
自分でもどこに置いたか忘れてたw
けど斑入りの花なので咲けば分かりますね
オーバージョイド
咲くよりも増殖に力が入ってるみたいな状態
リナ・アルマコッレ
よく焦げます
スカーレット・フレイム
メダカメインの容器だけどどうしてもスイレンを入れてしまう(^_^;
日除けにもなるからいいんじゃないかな....
ムーン・ビーム
全然結実しません
不稔性?
オータム・クラッシュ
紫式部
こいつは不稔性なんでしょうね
というよりもムカゴ種で結実するものが少ない気がする
熱帯種の開花は4,50花くらい
株数を考えればかなり控えめな気がします
一部品種が頑張って花数稼いでいます、ブリンクとかリン・エレンあたり
リン・エレンは2号ポットでも続々開花してくれるので非常に育てやすいです
反対にスワンジトラは株数あるのに花見れてません
やっぱり育てにくい気がします
上を切ったら道具無しでそのまま食べれるそうな
ちょっと苗育ててみたいんだけど売ってないのかな?
こういうのって種子から育ててもダメだろうしなー
ミニ栽培も品種を選べば結構咲くらしい
下の容器は最高で3輪咲いてました
サイアム・ピンク・チップス
うちのISGの中では一番育てやすい感じです
いつ見ても咲いとるww
パープル1は最近はお休み、サイアム・ピンクは未開花な気がします
ヤスヒロ
これもISG品種ですね
小さいけど咲き始めました
あとは温帯種は撮る気分じゃなかったので熱帯種をいくつか
オータム・クラッシュ
ホワイト・パール
白いいです
ブルズ・アイ
この前破裂して種バラ撒いてたw
ピンク・レパーデス
この蛍光ピンク大好きです
今年は販売無いので諦めてたんですが提供感謝です^^
今年はなんとか株を増やしておきたいな
リン・エレン
なんか結構株がある
オスタラ
スカーレット・フレイム
セントルイス・ゴールド
タンザナイト
色薄いね
グリーン・スモーク
スモーク・グリーン
そっくりな2種
リンジー・ウッズ
この角度好き
チョンプー・ラープ
なんか特徴無い花だなー
うちの実生と大差ないわ(^_^;
温帯実生
こっちもこれといった特徴は無く...
まぁ綺麗ではあるんですが、やはり新種を作るのは難しいですね
育苗ポットに植えっぱなしなので温帯実生株はどれも鉢上げしないと開花してくれそうにない
メダカよりもカエルのオタマの方が
数が多いんじゃないか?って気がする今日この頃
アマガエルならいいのになぁ~
同じ品種であっても一斉に開花するわけでなく、微妙なズレがありますね
早く咲いたものと遅く咲いたものを比べると2週間くらいは違いがありそうで
これを選別していくだけでも早咲き種と遅咲き種ができてしまいそうです
Habenaria radiata(ハベナリア・ラディアータ)
和名:サギソウ
こちらは一般的なサギソウ ”青葉”
白鷺のように見える部分は勿論花びらですが、専門的には唇弁(リップ)と呼びます
上でバンザイしてる細長くて白い部分2つと合わせて、この3つがサギソウの花弁
↑で紹介している株は肥培管理したもので
肥料の加減が難しくて半分以上が消滅してしまったのですが、生き残った株は1つの花茎に4つの蕾を付けています
無肥料の株より花のサイズも大きく豪華な印象を受けます
サギソウを肥培するのは邪道という考えもあるでしょうが僕は花が多い方が好きなので肥培できるようになりたい
サギソウ ”飛翔”
分かりにくいですがこの品種は萼が花弁のように変化(→唇弁化)した獅子咲きと呼ばれる花を持っています
この飛翔、自然下にて偶然発生したものらしく、発見当時は1株5000円くらいで取引されたそうです
割と丈夫でよく増えるからか、現在では手軽に栽培できるので良いですね
花が豪華になった分、重さも増してこのように花が垂れます
この状態は生育に良くなさそうな...支柱で花茎を補強した方がいいかもしれない
最後に小ネタ
サギソウの花は花粉を取り除いた方が花持ちが良いらしい
花粉は中心の黄色っぽい部分に指を押し当ててもにょもにょすると左右一対、2つの花粉塊がカンタンに取れますが、
本当かどうかは知りません(笑
気になる人はやってみよう!