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It's a small aqua world!

tinyaqua.exblog.jp

淡水の小型魚やエビ、水草を育ててます。

エラチネ オリエンタリス

ちょっと風変わりな水草の紹介です。
エラチネ オリエンタリス(Elatine orientaris)
直訳すれば東洋のミゾハコベ。
ですがミゾハコベではないと思います(笑
たぶん2,3年前から突然出回り始めた水草で、出所や詳細については一切が不明な謎の水草でした。
台湾から来た水草だということなのですが、台湾の方では日本産の水草として紹介されてたり、かなり混乱しています。
うちでは2年ほど前から育成中。
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この前面でもっさりとなってるのがそれです。
陽生の水草では非常に珍しい色合いをしています。透明感のある緑色で例えるならボルビティスのような感じです。

この写真、一年位前のもの。エラチネのほんの一部でもこのボリューム!ですが今は殆ど残ってません。この後にエンペラーテトラを入れたところオヤツになってしまい(涙
現在、頑張って建て直し中です。

で、この水草、他の水草とはちょっと違ってます。
水草の多くは、水上⇔水中に適応できるものです。
興味があったので水上化させてみました。
d0209934_2026315.jpg
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これが水上葉です。雨で水没しちゃってますが(;^_^
水上化自体は難なくでき、水上葉もたくさん増やせました。

...しかし、この水上葉を水中化させる段階で問題が。

d0209934_20312783.jpg

水中葉となり、成長はしました。その水中葉が前面中央のもの。
なぜか元通りの草姿にならず、パールグラスみたいな水中葉。
この1年以上、何度も水中化を試しましたがやはりこの状態にしかなりませんでした....

それから時間は経ち、つい先日。
何気なくチャームのエラチネ オリエンタリスの情報を覗くと内容が更新されてました。
以下引用です。

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【販売名】
エラチネ オリエンタリス

【別名】
沈水性パールグラス?

【学名(※)】
Elatine orientaris

(※)…改良品種や学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。

【分類】
ミゾハコベ科(Elatinaceae)ミゾハコベ属(Elatine)
【分布】
不詳

【育成要件】
CO2     → 要
光量      → 60cm20W3灯以上
温度      → 20~28度
水質      → 中性~弱酸性

【どんな種類?】
透明感のある深緑の葉が特徴的で大変美しい水草です。
パールグラスのように根元から脇芽を出しながらボリュームを出す草です。
高さが3~10cm程度と前景草に使える高さで生長も遅い為、長期間レイアウトなどに使用できます。
育成は光量は強くし、暑さには若干敏感な所があるので注意が必要です。

近年台湾から輸入され、詳細は掴めてない状況でしたが
恐らくは沈水性が非常に高いパールグラスだと思われます。変種と考えたほうが無難といえます。
下記のを参考にしてください。

確認済事項
・エラチネの株からパールグラスが出てきた。1度変わった株は戻る事はない。
・水上化させた場合、パールグラスと変わらない容姿になる。水中に入れてもエラチネになることはない。

未確認事項
・花の確認

花が確認出来ていない為、同定出来てません。

【育成のコツ】
60cm水槽で3灯以上、酸性~弱酸性、ソイル、CO2添加あり、液肥主体の施肥で育成しやすいです。
ある程度は折り重なっても下枯しにくいので、比較的長く使えます。ボリュームが増えてきたら差し戻します。
育成は光量は強くし、暑さには若干敏感な所があるので注意が必要です。


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水上株は二度と元には戻らないと断言されてました。うーん、結局無駄な努力だったのか(苦笑
パールグラスの沈水型だというのは僕も納得できます。見た目はホントにそうだし。

但し、違いもあるように思えました。パールグラスも強光下においてはある程度は這う傾向があるのですが、こちらのエラチネ水上→水中葉は非常に這う性質が強かったように感じました。
むしろ積極的に横に広がって絨毯状に成長していたのでキューバパールのようでした。パールグラスはそこまでではなかったような?

また、種の同定には花を確認するのが一番なのですが、残念ながら開花写真は撮ってませんでした。
見た感じでは極小の真っ白い花でパールグラスの花にソックリだったように感じました。
ついでにパールグラスも持ってないので比較も出来ないのですが(;^_^

結論としては、
エラチネ オリエンタリス=パールグラスから突然出現した沈水型なのかな?と。

リシアから沈水性のリシアが出てくることを考えれば十分にありえる話と思います。

長々と語ってしまいましたが
個人的にはかなりお気に入りの水草です。
色は他に無い感じで、レイアウトなら成長の仕方からも中景あたりに使い勝手が良さそう。
下葉が落ちるということもまず無く、長期間綺麗な状態を維持できるのでGOOD!
注意すべきは高水温には弱いのと、水上でのストックが不可能なくらいですw

<追記>
水上→水中化したエラチネ オリエンタリスは新しいソイル環境でも難なく育っていました。
普通のパールグラスであれば初期のソイルによる軟水(低硬度)環境では、育ちが悪いか、最悪の場合溶けてしまいます。うちでは溶けて消滅を経験済み(;^_^
そういった症状が見られなかったので、もしかすると軟水環境に適応したパールグラスだといえるのかもしれません。

by small_aquaworld | 2011-02-05 21:02 | 有茎草